経営知識・経験が無いなら「教科書」から学び・実践してみる

はじめまして、プロジェクトマネージャの遠藤です。

もっぱら、予算、原価、利益と会社の「売上計画」を達成する為の活動が主な仕事で、肩書きはプロジェクトマネージャではありますが、管理業務はほとんどエンジニアに頼りっきりの毎日を過ごしています。

慣れない営業や企画提案など、辛うじてこなしてはおりますが、やはり、メンターがついた「研修」を経験したわけではなく「独学」で知識を蓄えた活動が関の山です。

そんな折、代表より星野リゾートの教科書という書籍を紹介されました。

ご存知の方も多いでしょうが、星野社長は軽井沢の老舗企業から、10年で世界でリゾート施設を運営する企業へと変身を遂げた方です。

面白いのは、スキー場のカレーライスに「おいしさ保証」をつけ、美味しく無かったら全額返金システムや、旅館で働いた経験がない社員をいきなり高級旅館の総支配人に抜擢し、注目を集めました。
「話題作りの為では?」と揶揄する人もいますが、これが「教科書」通りの経営であり、どれをとっても経営学の理論に裏打ちされているものです。

私のお気に入りの星野ワールドを掻い摘んで紹介していきたいと思います。

なんで経営に教科書?

星野リゾートの教科書では、「教科書の理論なんてつけの上でしか適用しない」「本当にビジネスの現場で役に立つのか?」と思う人が多いと書かれています。私もそう思っていました。

ただ、星野社長がなぜ教科書通りに実践をしているかというと①経営判断を誤るリスクを最小にできるからだそうです。

教科書(経営本)に書かれている理論は「経営の定石」であることから、何も知らないで経営するのと、定石を知って経営するのでは、自ずと正しい判断の確率に差がでる。すなわち会社の長期的な業績に直結する。

基準がない経営判断では、すぐに良い結果が出ないと、「自分の判断が間違っていたのではないか?」と疑心暗鬼になってしまい、もう少し辛抱すべき時でも、何とかして短期的に改善をしたくなり、そこに経営のブレが生まれる。反対に経営判断の根拠や基準となる理論があれば行動のブレが少なくなる。

何の方法論も待たずに飛び出すのに比べて、教科書通りに実践することではるかにリスクを減らせると。仰っています。

思う様に利益が出ない、売上が伸びないと現状改善の為の方向転換が必要である状況において、理論的に根拠がないと打ち手にリスクを感じ、結局やらずじまいの現状維持。未達でしたと報告することが多くあります。

教科書から学ぶことにより状況改善に必要な思い切った経営判断を最低限のリスクで実行することができると。

まずは100%教科書通りに実践してみる

重要なのは教科書を読んで「3つの対策が必要だ」と書かれていたら、1つや2つではなく3つ全て徹底的に取り組むことが重要。3つ実践して初めて理論が効果を生む様です。

ほとんどの教科書はグローバル事業のCEOや上場企業の社長が著者ではある為、私の様な中小企業では「俺には関係ない」と思いがち。

星野社長が社長に就任した時は軽井沢だけで経営をしていた中小企業でしたが、今や高級旅館「星のや」ホテルだけでも10施設。バリや沖縄などにも展開し本年度も建設中。旅館だけではなく「よなよなエール」は星野社長のブランディングで全国展開を行うなど多岐にわたりサービスを展開しています。

ただ、就任当初は経営の知識も浅く頼るものと言ったら教科書。徹底的に教科書を実践し、星野社長はここまで上り詰めました。その時に実感したのが、小さな会社ほど教科書通りに実践することに意味があるということです。

小さい会社は、規模が小さい分、小回りが利く。この教科書を実践してみようと方針を決めたら、会社全体で行動することができるそうです。一方で小さい会社である故、経営リスクを減らす意義が非常に強いと。

体力が乏しい中小企業は経営環境の変化に影響を受けやすく、判断にミスがあったとき、大きい会社は組織全体で吸収できるが、小さい会社の経営はたちまち不安定になります。その為にもリスクに対して常に敏感にあるべきで、教科書を経営に生かし、誤った経営判断をするリスクを減らすことが出来る。と。

まとめ

まずは、やってみようと思います。

次回は、「”その他大勢”から抜け出す」を紹介したいと思います。

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