会津若松市の高齢者福祉サービス「施術所利用券」の交付対象年齢75歳以上の人口をe-Stat APIで調べてみた

高齢化社会にともない各自治体でさまざまなサービスが展開されている。会津若松市でも同様で高齢福祉課では、いくつかの高齢者福祉サービスを実施している。

たとえば、給食サービス緊急通報システム介護者慰労金などが挙げられる。養護老人ホームも一般的なサービスのひとつだ。

さて今回取り上げたいサービスは、「はり、きゅう、マッサージ利用助成券」である。

はり、きゅう、マッサージ利用助成券について

はり、きゅう、マッサージ利用助成券は、その名のとおり鍼やお灸、マッサージなどの施術所を利用する高齢者の出費負担を助けるものだ。

サービスを利用することで、その費用の一部を助成してくれる。対象者は、会津若松市に在住の75歳以上の高齢者で、市に登録している施術所のみで使うことができる。

助成額は、1枚800円で、最大6枚の助成券を交付される。つまり4,800円を節約できるわけだ。施術所によっては一回分に等しい額になる。申請するタイミングによって獲得できる枚数が変わるから気をつけてほしい。

施術所利用券に着眼した理由

施術所利用券に着眼した理由についても述べておこう。

わたしはロードバイクでサイクリングをすることが趣味で、ホビーレースに参加することもある。そのトレーニングで筋肉を痛めてしまい鍼灸院に通院した。

そこで施術所利用券の話を聞き、高齢者による施術所利用券の利用が芳しくないということだった。きっと施術所利用券のこと自体が認知されていないのだろうと思う。

このブログで少しでも広まればという想いとともに、技術ブログらしくAPIを活用して対象年齢の人口を調べて見ようと思ったのが理由だ。

会津若松市の75歳以上の人口

ようやく本題だ。会津若松市の75歳以上の人口を調べるには市区町村データを閲覧すれば済むのだが、それでは技術ブログらしくない。よってWebAPIを利用したい。

e-Stat APIを使う。e-Stat APIは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトだ。さまざまな分野の統計データが蓄積されていて、要件にあったものを詳細に検索できる。

e-Stat APIを使うための準備

1. ユーザー登録

政府統計の総合窓口(e-Stat)ユーザ登録

2. アプリケーションIDの取得

マイページから、開発するアプリケーションを登録してアプリケーションIDを取得する。「アプリケーションIDの取得」の項目を記入する。名称、URL、概要がある。公開しないものならばURLは、「http://localhost/」とする。

e-Stat APIの使い方

e-Stat APIは、つぎの

  • 統計表情報取得
  • メタ情報取得
  • 統計データ取得👈
  • データセット登録
  • データセット参照
  • データカタログ情報取得
  • 統計データ一括取得

が提供されている。このたびの要件である人口統計を取得するには、統計データ取得APIを利用する。統計データ取得APIのリクエストURLは、4パターン用意されている。XML、JSON、JSONP、CSV形式で、つぎのとおりだ。いずれもGETメソッドでリクエストする。

形式URL
XML形式http(s)://api.e-stat.go.jp/rest/<バージョン>/app/getStatsData?<パラメータ群>
JSON形式http(s)://api.e-stat.go.jp/rest/<バージョン>/app/json/getStatsData?<パラメータ群>
JSONP形式http(s)://api.e-stat.go.jp/rest/<バージョン>/app/jsonp/getStatsData?<パラメータ群>
CSV形式http(s)://api.e-stat.go.jp/rest/<バージョン>/app/getSimpleStatsData?<パラメータ群>

会津若松市の75歳以上の人口を取得するリクエストURL

http://api.e-stat.go.jp/rest/3.0/app/json/getStatsData?cdArea=07202&cdCat01=A1419&appId=<アプリケーションID>&lang=J&statsDataId=0000020201&metaGetFlg=Y&cntGetFlg=N&sectionHeaderFlg=1

ご覧のとおりJSON形式のリクエストURLだ。そしてappIdパラメータは、先ほど作成したアプリケーションIDを適用する。以下キャプチャは、HTTPクライアントのPostmanで確認したときのものだ。

レスポンスデータを表示する

リクエストURLについては見てもらった。そして会津若松市の75歳以上の人口も返却されているとわかった。

さてこれをWebページに表示したい。以下にサンプルソースコードとキャプチャを用意した。

<div class="l-container">
  <div class="l-main">
    <div id="app">会津若松市の75歳以上の人口は、<span>{{value}}</span>人です。</div>
    <p>このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、<br>
      サービスの内容は国によって保証されたものではありません。</p>
  </div>
</div>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue/dist/vue.js"></script>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/axios@0.17.1/dist/axios.min.js"></script>
<script>
  new Vue({
    el: '#app',
    data: {
      value: ''
    },
    created: function created () {
      axios.get('http://api.e-stat.go.jp/rest/3.0/app/json/getStatsData?cdArea=07202&cdCat01=A1419&appId=<アプリケーションID>&lang=J&statsDataId=0000020201&metaGetFlg=Y&cntGetFlg=N&sectionHeaderFlg=1').then(function (response) {
        this.value = response.data.GET_STATS_DATA.STATISTICAL_DATA.DATA_INF.VALUE.$;
      }.bind(this)).catch(function (e) {
        console.error(e);
      });
    }
  });
</script>

会津若松市の75歳以上の人口は、18,466人であることがわかった。ただし、この人口は2015年時点のものだ。

まとめ

はり、きゅう、マッサージ利用助成券の紹介と会津若松市の75歳以上の人口をe-Stat APIで確認してみた。

そもそも18,466人もの高齢者がなにかしらの施術を必要とするわけではないのだけれど、当該サービスがあるという旨のアナウンスが行き届いていないのは事実らしい。現場の先生が言うのだから確かなのだろう。

それからe-Stat APIを詳解に触れなかったが、人口統計ならば類似した使い方ができるはずだ。こちらの内容に興味をもったのならば、利用ガイドから調べて触れてもらうとよい。感嘆するほどの統計データを取得することができるから、きっとアプリケーションを作るアイデアになるに違いない。

このエントリーが、あなたのクリエイティビティを刺激するものであると期待したい。

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